2010年6月17日
昨日、ヒマワリの特許栽培で有名な砂川にある長岡良治さんの圃場見学へ行ってきました。
まず、ハウス紹介の前に簡単に特許栽培についてご説明します。
ひまわりは太陽と水分が大好きな花です。
しかし、ひまわりが欲しいだけの水分を与えて育てると茎は太く、花は大きくなります。
それが本来のひまわりの姿なのですが、一般の生花店さんや
ブライダルのアレンジ等には使いづらいのです・・・・。
そこで、長岡さんは普通に育てれば大きくなっていくヒマワリを、
小ぶりな花形に育てる栽培方法を開発し(パテント栽培)、
特許を取得し、特許栽培としてひまわりの生産をされているのです。
続いて、ハウスをご紹介をさせていただきます。
このながーい列は全てひまわりです。
ハウスの全長100m!驚きです。
主に栽培されているひまわりは、
『サンリッチマンゴー』『サンリッチオレンジ』
『サンリッチフレッシュオレンジ』『ココア』
『ルビーイクリプス』など。
今季の一押しは、燦々と降り注ぐ太陽のような
『サンリッチオレンジ』や『サンリッチマンゴー』といった、
オレンジ系の品種です。
↑ 左が一押しの『サンリッチオレンジ』とつぼみです。
8月中旬から9月初旬にかけては、『ココア』などの秋色の品種がブライダル等に人気です。
出荷のピークは6月から8月中旬頃で、9月中旬に終了となります。
独自の方法でひまわりの栽培をされている長岡さんご夫妻。
愛情のこもったひまわりを目にしながら、触れながら、
貴重なお話を伺うことができ多くのことを学ぶことができた産地見学になりました。
みなさま、長岡さんのひまわりをよろしくお願いいたします
淵之上
おまけ
長岡さんのハウスの敷地内の土手にワラビとネギ畑を発見
食欲をそそります。
また、長岡さん夫妻の娘さんが作った作品がコチラ。
全て栽培されているひまわりを押し花にして作られたそうです。
見ていたら元気が出てきます。