2012年11月20日
お世話になっております。
ブランディア、営業・小林(和)です。
先日、千葉・茨城とへ松・千両の圃場視察に行ってまいりました。
今年の生育状況はというと、千両は少なめ、松はある程度豊作という
予想になっております。昨年の千両は例年の4割減と少なめに推移し
各市場のセリでは高値で取引きされました。
今年の予想は昨年の約1割増。つまり例年の3割減ということになります。
フタを開けてみなければわかりませんが、今年も昨年と同様の単価対での
取引が予想されます。
写真:熱く語る佐久間さん
生育状況は順調で、実付き・発色が良く葉も青々としている千両が
出来上がってきています。
千葉、佐久間さんのところでは枝の曲がりを防ぐため千両の枝全てを
ヒモでつるしたり、水槽の水には鮮度保持剤を使用するなど随所に
こだわりが見えます。
しかし最近では立ち枯れ、葉の変色を起こす疫病が蔓延し始め、
生産者の方々は多くの経費を投じ、土壌消毒等の対策にあたっています。
近年のニーズの変化により収入よりも経費の方がかさんでしまい
千両の生産を 辞めてしまう生産者も少なくないのが現状のようです。
写真:(左)一枝一枝丁寧に吊るしている様子 (右)選花基準
近い将来、千両の生産自体終わってしまうのではないか、という危惧があります。
そんな中、我々の役目は "千両" とういうものを後世に残していくことだと思います!
先日、千両ご注文のFAXをさせていただいております。
今年もたくさんのご注文をお待ちしております!
詳しくはブランディア、小林(和)までお問い合わせ下さい。