2018年1月28日

*雪と延着と社長*

みなさまこんにちは。

株式会社ブランディア 山﨑です。

 

 

寒いですね。

 

めちゃくちゃ寒いですね。

 

 

 

うちのBOSSには伝説があります。

 

『どんなに飛行機が飛んでいなくても、商品が届かなくても、必ず出張先から帰ってくる』

 

そんな伝説があります。

 

 

 

東京でも雪が積もったあの日、うちのBOSSは日帰りで東京に行っておりました。

 

午後からどんどん欠航になっていく羽田空港。

 

『飛行機が飛ばないので、次回出荷できません』と生産者さんからも連絡がちらほら。

 

 

あれ?

 

これって、さすがのBOSSでも帰って来れないんじゃない?

 

 

「BOSSって帰りの飛行機、何時でしたっけ?」

「20時30分」

「・・・あ・・・、欠航・・・。」

 

 

これはもしかして、伝説破れたり!?

 

その前後も欠航だぞ!?

 

どうする!?

 

「とりあえず、飛行機が欠航なら東京一泊の手配を・・・って、ホテル高っ!!」

「あ、このホテル安・・・あ、消えた!」

「あっ!〇〇区のホテル安いですよ・・・って、消えた・・・」

「・・・」

 

「・・・私たちはもしかして出遅れたのかもしれん・・・」

 

「でもさ、東京に泊まれたとして、明日も天気悪いよね」

「明日、飛行機が飛ぶという保障はないよね」

「明日、午前中から予定入ってるけど、泊まったらこの予定無理だよね」

「・・・」

 

 

 

そんなわけで、引き続きホテル探す人、なんとかして帰れるルートを探す人、BOSSとの連絡を取る人に分かれてみる。

 

「20時40分の便ならまだ可能性あります。航空会社違うしめっちゃ高いけど」

「19時20分の新幹線で函館夜中着・・・一泊して翌朝函館空港から新千歳空港・・・?」

「〇〇っていうホテルなら、ちょっと高いけどほかのところに比べたら・・・」

 

「BOSSが『取って!!』だって!!」

 

「えっ・・・!?」

「えっ、ちょっ、えっ、どれを・・・!?」

「えっ」

「ホテル?飛行機?新幹線?」

「・・・飛行機!」

「よっしゃ~!」

 

そんなノリですぐに飛行機を手配する一同

 

「・・・ふう、これで一安心。BOSSの伝説も守られたわ」

「実は20時ジャスト発もあったんだけど、こっちのほうが良かったのかな?」

「・・・」

「・・・見なかった事にしよう

 

 

~ 小一時間後~

「大変!!20時40分、欠航になったって!!」

 

「20時ジャストはまだ大丈夫っぽい!変更しますか!?」

「変更して!!」

「よっしゃ~!」

「BOSSのメアドももう覚えちゃったもんね!(←謎の記憶力発動)・・・変更完了!」

「っていうか、40分も早まって、BOSSは空港に間に合うんですか?」

「・・・BOSSには、急いで行ってもらおう

「えっ」

 

そんなわけで、20時発の飛行機は1時間程遅れたものの無事に離陸し、翌朝BOSSは誰よりも早く会社に出社したのでした。

 

めでたしめでたし。

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