みなさまこんにちは。
株式会社ブランディア 山﨑です。
寒いですね。
めちゃくちゃ寒いですね。
うちのBOSSには伝説があります。
『どんなに飛行機が飛んでいなくても、商品が届かなくても、必ず出張先から帰ってくる』
そんな伝説があります。
東京でも雪が積もったあの日、うちのBOSSは日帰りで東京に行っておりました。
午後からどんどん欠航になっていく羽田空港。
『飛行機が飛ばないので、次回出荷できません』と生産者さんからも連絡がちらほら。
あれ?
これって、さすがのBOSSでも帰って来れないんじゃない?
「BOSSって帰りの飛行機、何時でしたっけ?」
「20時30分」
「・・・あ・・・、欠航・・・。」
これはもしかして、伝説破れたり!?
その前後も欠航だぞ!?
どうする!?
「とりあえず、飛行機が欠航なら東京一泊の手配を・・・って、ホテル高っ!!」
「あ、このホテル安・・・あ、消えた!」
「あっ!〇〇区のホテル安いですよ・・・って、消えた・・・」
「・・・」
「・・・私たちはもしかして出遅れたのかもしれん・・・」
「でもさ、東京に泊まれたとして、明日も天気悪いよね」
「明日、飛行機が飛ぶという保障はないよね」
「明日、午前中から予定入ってるけど、泊まったらこの予定無理だよね」
「・・・」
そんなわけで、引き続きホテル探す人、なんとかして帰れるルートを探す人、BOSSとの連絡を取る人に分かれてみる。
「20時40分の便ならまだ可能性あります。航空会社違うしめっちゃ高いけど」
「19時20分の新幹線で函館夜中着・・・一泊して翌朝函館空港から新千歳空港・・・?」
「〇〇っていうホテルなら、ちょっと高いけどほかのところに比べたら・・・」
「BOSSが『取って!!』だって!!」
「えっ・・・!?」
「えっ、ちょっ、えっ、どれを・・・!?」
「えっ」
「ホテル?飛行機?新幹線?」
「・・・飛行機!」
「よっしゃ~!」
そんなノリですぐに飛行機を手配する一同
「・・・ふう、これで一安心。BOSSの伝説も守られたわ」
「実は20時ジャスト発もあったんだけど、こっちのほうが良かったのかな?」
「・・・」
「・・・見なかった事にしよう」
~ 小一時間後~
「大変!!20時40分、欠航になったって!!」
「20時ジャストはまだ大丈夫っぽい!変更しますか!?」
「変更して!!」
「よっしゃ~!」
「BOSSのメアドももう覚えちゃったもんね!(←謎の記憶力発動)・・・変更完了!」
「っていうか、40分も早まって、BOSSは空港に間に合うんですか?」
「・・・BOSSには、急いで行ってもらおう」
「えっ」
そんなわけで、20時発の飛行機は1時間程遅れたものの無事に離陸し、翌朝BOSSは誰よりも早く会社に出社したのでした。
めでたしめでたし。